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2009年8月 1日 (土)

「해변의 카프카」제8장

★honeybee★さんに続いて第8章です。

 タイトルは「미궁에 빠진 집단 혼수 사건(迷宮入りした集団昏睡事件)」。
*今、気がついたのですが、原作には章タイトルはないんですね。韓国語版を出すにあたってなぜ章タイトルをつけることにしたんでしょうね。

 この章も4章に続いて、例のお椀山で起こった集団昏睡事件に関する聞き取り調査の様子です。今回は、この事件の解明に当たった塚山重則教授の調書です。

*気になった単語・表現

군대의 지시에 따라 일을 하는 것은,솔직히 말해서 꺼리는 편이없습니다. (122ページ)
「꺼리다」は「はばかる、ためらう、嫌がる」なので「(軍隊の指示に従って仕事をすることは、正直言って)はばかる方ではない」(嫌じゃない?)となると思いますが、日本語訳は「好むところではない」となっています。意味が逆みたいなんですが…? わかる方、教えてください。
→ハーちゃんさんのご指摘で、「편이없습니다」→「편이었습니다」だったことが判明しました。これならOKですね。ごめんなさい。

「꺼리다」は後にも出てきて、

가설로 제출하는 것조차도 꺼려집니다.(133ページ)
(仮説として持ち出すことさえはばかられます)

꺼려(動詞の連体形)+지다(…れる、られる)で、自発の意味になって「はばかられる」なので、ここはOKです

それからこの章に出てきた副詞です。

소위[所謂] いわゆる
요컨데   要するに、つまり
느닷없이  出し抜けに、いきなり

これらはよく出てきますよね。

 結局、この事件の原因はやはりわからないままだったんですが、後の話の暗示みたいなものは出てきます。集団催眠を導いた何か=「트리거」(trigger=引き金)についてです。この「트리거」が何だったのか、後に衝撃の事実が待っています

 それにしても、日本語の場合、外来語はカタカナ表記なので、意味はわからなくても外来語だということはすぐにわかるのですが、韓国語の場合、これもハングルなのでわかりづらいです しかもその外来語が日常的に使わない用語だったりすると困ります。慣れてくると、ある程度見当はつきますけどね。

では、次はテラさんです。よろしく~ 

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コメント

nikkaさん、アンニョンハセヨ〜。
nikkaさんの更新が早くて焦りました(^^;)。追いつくくらいにしか勉強していないもので。
おっしゃる「꺼리는 편이없습니다」ですが、私も「あれ?」と思って今辞書で調べたのですが、もしかしたら「편이」ではないでしょうかね。これは「簡便」となっていて「手軽で便利なこと」という意味のようですが、変かな?
この章は、けっこう意味のわからない単語があって大変でした。
外来語についてはいつも困っています。パッと「あ、これは外来語だな」ってわからず辞書なんか引いてしまうわけです。早く慣れないかしら。

投稿: ハーちゃん | 2009年8月 1日 (土) 19時21分

意味がわからないなりにが~と読んでしまいました。
時間があったら改めてコメントできるかな??

ハングル表記の外来語、私もいっつも引っかかります。
以前、辞書を引いてもどうしてもわからないのがあって、
저나단, という言葉だったんですけど、
ん?と思って、[갈매기 저나단]を検索すると、ヒットしたんですよ。
つまり、ジョナサンだったと・・。
ヨング先生に聞いたら「ジョナサンでしょ?」
「何でわかるんですか~?」
「だってそんな韓国語ないですから。外来語ってわかりますよ。」
では私たちはどうしたらいいのか・・。

漢字語の소위[所謂] いわゆる は固有語にしたら이른바ですね。

ってのを3回教えてくださいました。師匠が。大学教授って教案ノート作らないんですかね~??

投稿: たま | 2009年8月 1日 (土) 22時36分

さっき韓国語版を改めて読んだのですが、nikkaさんのおっしゃった「꺼리는 편이없습니다」は「꺼리는 편이었습니다」ですね。これなら訳は合っているわけですね。
「편이」を「簡便」とした私の説も文法的におかしいですね。
たまさんのおっしゃった「저나단」が「ジョナサン」だったとは!

投稿: ハーちゃん | 2009年8月 2日 (日) 02時42分

>ハーちゃんさん。

おはようございます~。
ほんとだ!
すみません。ノートに自分で書いていたんですが、
その時点で間違ってました…
꺼리는 편이었습니다ならいいですね。

*下の子がキャンプにいってる間(今日はもう帰ってくるけど)に、
アップしておきたくて、早くなりました^^;;
夏休み、とくに旅行の予定もなく、子どものいろんなスケジュールに合わせて行動しないといけないし、仕事は仕事であるし…。
頭の中がぐるぐるしてますよ。とほほ。

投稿: nikka | 2009年8月 2日 (日) 09時16分

>たまさん。

お師匠さん、相当「소위」=「이른바」を
生徒に教えたいみたいですね
「カフカ」は外来語のオンパレードですよね。
なんか笑えるのが、歌手の表記です。
ビートルズとかレッドツェッペリンとか、
「え?」っていうのがたくさんありますね。

投稿: nikka | 2009年8月 2日 (日) 09時20分

8章を読んでいる頃は、UFOなんかが出てくるのかな?と思っていました。

알맹이という単語、ここで初めて知りました。この先、いっぱい出てきますね。
판에 박은 듯이 「判で押したように」は日本語とまったく同じですよね。

最後の方に出てきた「幽体離脱」とか「生き霊」ですが、韓国の昔話にも出てくるのかな?
霊がとりつく(憑依状態?)話はほとんど女性のことだと思うのだけれど、これってヒステリーと同類のものなのかな?と。数日前、我が家で話題になったのですよ。私がちょっとヒステリーを起したもので。。。

投稿: テラ | 2009年8月 5日 (水) 08時59分

>テラさん。

무당がいるし、幽体離脱や人にのり移る…みたいな話は世界各国であるんじゃないでしょうか。
辞書で무당を引いたら、「무당의 영신인가(巫女の神霊なのか)」という言葉があって、意味は「普段はぼんやりしていても何か仕事を任せると喜んで急に元気付く人のたとえ」とのこと。
これは巫女が儀式のとき、他人の霊が乗り移って人が変わったようになる様子なのかな?と思って、ちょっと笑っちゃいました。

投稿: nikka | 2009年8月 5日 (水) 09時36分

なかなかコメントも時機を逃してばかりですみません。
私も外来語表記でほんとひっかかりながら読みました。
ひとつ自分で吹きだしちゃったのが、コレ→밥 딜런
どこだったか・・・
しばらく「ご飯…、ご飯…、ご飯…でぃるろん」???
あ゛~~ボブ・ディランねぇ~~
頻出の単語は読み進んでいくうちにしっかり頭に定着しますね。記事↑に挙げられた副詞は本当によく出てきますね。

投稿: ちーたろう | 2009年8月 5日 (水) 20時24分

>ちーたろうさん。

頻出語、たしかに覚えられるんだけど、
何度出てきても思い出せないものもあって、
「ぐやじい…」ってことも度々あります。

投稿: nikka | 2009年8月 5日 (水) 22時49分

進んでますねぇ~(◎O◎)
お仲間に入れてもらおうと本を買ったものの
忙しくて放置していたら追いつけない状況に
なってしまい…( ̄▽ ̄;)

みなさんの記事を見ながらのんびり読みます(笑)

投稿: 蒼依 | 2009年8月 6日 (木) 09時39分

>蒼依さん。

読み始めたら、きっとすぐに追いつくと思うよ。
忙しいのが少し落ち着いたら、ぜひ追いついてね

投稿: nikka | 2009年8月 7日 (金) 00時11分

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