「해변의 카프카」제12장
★honeybee★さんに続いて第12章です。
この章で、ついにお椀山での小学生集団昏睡事件の真相が明らかになりました。驚きの真相です
引率女性教師が、当時この事件の解明にあたった大学教授へ出した長い長い手紙に、この真相が書かれています。この手紙、もってまわったような表現が並べ立てられていて、なかなか本題に辿り着かない手紙です^^;; この女性教師が、事件以後、ずっと心の奥底にためていた思いがすべて吐露されています。
*以後、気になった表現です。
이렇게 말씀드리면 혹시 생각이 나실런지요.
(このように申し上げればもしかしたら思い出されるかもしれませんね)
→この「ㄹ런지요」がわからなくて、調べて見ました。
「朝鮮語学小事典」にこのように出ていました。→コチラ
*II-ㄹ는지요,II-ㄹ는지 は話し言葉ではしばしば[ㄹ런지요],[ㄹ런지]と発音され,日常生活においては実際にそのように表記されることがある。
성격은 온순해서 주제넘게 나서거나 하는 일은 전혀 없었습니다.
(性格はおとなしくて生意気にでしゃばったりすることは全くありませんでした)
→「주제」は「身なり、格好、身の程」の意で、「주제넘다」で「生意気だ、おこがましい、身の程知らずだ、でしゃばりだ」の意味となります。(以後、本書中、주제は何度も出てきます)
この女性教師の暴力のせいで、ナカタさん(君)は永らく目を覚ますことがなく、ついには障害を負ったまま生きていくことになったんですね…。ここでも「血」が象徴的な存在として登場します。この女性教師の告白が、あとにどのように繋がっていくのか、気になります
次は、テラさんです。よろしくです~
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コメント
ホントにこの手紙には驚きますね。
私も「ㄹ런지요」はわからず辞書を引きました。
この章は、他の章よりもわからない単語が少なかったように思えます。
しかし私だったら、最後までこういう告白はせずに生きて行くのではないかしら?
nikkaさん、日曜日はTOPIKですね。お忙しくて勉強が大変だと思います。今まで積み重ねてきた実力を出し切ってくださいね。ファイティン!
投稿: ハーちゃん | 2009年9月 9日 (水) 19時17分
ご無沙汰してしまいました。夏は日本を離れていたのですが、その間に上巻は取りあえず読みました。と言っても、細かく辞書をひいたわけでもなく、とにかく読んだという感じです。最初は一度読んだ後でまたわからない言葉を調べなおしていたのですが、日常から離れているとそんな気にもならず・・・。皆さんが細かく読んでいらっしゃるのに感心し、また勉強させていただいています。何の貢献もできず申し訳ありませんが、お陰様で初めて韓国語で本が読めて嬉しいです!ありがとうございます。
投稿: ソッキー | 2009年9月 9日 (水) 19時51分
>ハーちゃんさん。
告白して何か変わるのを期待する場合と、
ともかく告白することに意味がある場合とがあるかもしれません。
(本人の問題ですね)
試験…ですね。
今回は合格ということより、現状維持のためと割り切って、
とりあえず受けてこようかな…という程度のモチベーションです。
昨日、前回試験をやってみましたが、8割方合ってました。
やっぱり私の場合、制限時間をクリアできるかどうかが一番の問題のようです
投稿: nikka | 2009年9月10日 (木) 00時31分
>ソッキーさん。
夏はどちらに行かれてたんですか?

日本を離れて、日常を離れて…うらやましいですぅ
今は下巻を読んでらっしゃいますか?
私はもうちょっとで読み終わりそうなんですけど、終わらない…という状態です。
でも今週末で読み終わりたい!です
投稿: nikka | 2009年9月10日 (木) 00時33分
この告白を読んでから、ナカタさんが愛おしくなりました。
こんなことで人生を狂わされてしまって。
でも、そういう仏様のような人が、この世界には必要なのだとこの頃思います。カフカ君の人生もナカタさんのおかげで展開していくわけだし。
人は他人に思いがけない影響を与えながら生きていく存在なのですね。
投稿: テラ | 2009年9月10日 (木) 19時07分
「ナカタさんが愛おしい」って、ほんとにその通りです。カフカ君も。息子が家を離れたので、どうしても重ねて見てしまうので余計にそうかもしれませんが。この夏は夫の母の再婚相手が春に亡くなって独り暮らしになったので、その様子を見にアメリカへ(78歳の時大学時代の恋人と再婚!5年間の幸せそうな生活でした)、その後息子の入学準備を手伝うためにカナダに行っていました。ところで、夫の兄の奥さん、韓国人なんです。今まではずっとお互い英語で普通に話していたんですが、今度行った時初めて韓国語で話しました。彼女なぜか最初は韓国語で話すのを嫌がっていたので私も戸惑ったんですが、しつこくお願いして話してもらいました。実は私は彼女に苦手意識を持っていたんですが、お陰でとても親しくなれました。言葉の力でしょうか。言葉の後ろにある文化や雰囲気、そんなものに後押しされて壁をピョンと乗り越えた感じです。嬉しい体験でした。
投稿: ソッキー | 2009年9月10日 (木) 21時01分
この場をお借りして・・・(nikkaさんすみません)
ソッキーさん、初めまして
★honeybee★と申します
いつの間にかカフカに入会させて頂いておりますm(_ _)m
↑すごくワールドワイドな夏!ワールドワイドなご家族ですね
素敵です(≧∇≦)キャー!
今後もよろしくお願いします^^
(テラさんのコメを読み)カフカ君とナカタさんがいつか交錯するんですね!
まだそこまで読めていないのですがワクワクしてきました
とにかく今回のこの章の手紙、
こんなに長い手紙を(そして内容も、めったに口にできないような)いきなり送るとはびっくりでした
便箋だと何枚になるのかなぁ・・・
私だったらとりあえずコピーして送るかな^^
朝鮮語学小事典のリンク、使えますね!
nikkaさん紹介して下さってありがとうございます
語尾で迷うことが多いのでトウミになりそうです
私も高級受けます~
お互い頑張りましょうね
投稿: ★honeybee★ | 2009年9月11日 (金) 06時37分
>テラさん。
いろいろな人から影響を受けながら生きてますよね。
そのときは特に意識していなくて、ずっと後で「あの人に影響されてたんだ!」とか気がつくこともあるしね
投稿: nikka | 2009年9月11日 (金) 09時38分
>ソッキーさん。
言葉の壁が精神的な壁になるってこと、あるんでしょうね。
お互い他所の言葉(英語)で話していると、なんとなくよそ行きの感じがしてたのかもしれないし。
ソッキーさんが韓国語で話そうとしてくれたことで、きっと兄嫁さんも嬉しかったんじゃないでしょうか?
言葉が通じて心が通じる…すごく素敵なことですね
投稿: nikka | 2009年9月11日 (金) 09時43分
>★honeybee★さん。
試験勉強も何もできなかったので、私は「とりあえず受けとくよ…」っていう感じなんですけどね

具体的な試験勉強はゼロでしたが、とりあえず「カフカ」は読み続けてきたので、それが少し自信になっています。
がんばりましょ
投稿: nikka | 2009年9月11日 (金) 09時46分