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2009年12月30日 (水)

『해변의 카프카』제23장

第22章の★honeybee★さんに続いて、第23章、ついに上巻最終章です!

 カフカはその夜、幽霊を見ます。その幽霊は15歳の少女で、しかも彼女はサエキさん(の少女時代)なのです。そしてその少女にカフカは恋をします。サエキさんが19歳のときに出したレコードは100万枚以上を売り上げましたが、その曲のタイトルは「海辺のカフカ」でした。

海辺のカフカ

あなたが 世界の終わる場所に いるとき
わたしは 死火山の噴火口に いて
ドアの後ろに 立っているのは
文字を無くした 言葉

眠りにつくと 月が影を照らし
天からは 小さな魚が 降り注いで
窓の外には 固く心を閉ざした
兵士たちが立って いる

海辺の椅子に カフカは 座り
世界を動かす 振り子を 想う
心の丸い円が 閉じるとき
どこにも 行くことのできない スフィンクスの
影が 刀となって
君の 夢を 貫く

溺れた 少女の 指は
入口の石を 探して 彷徨する
青い裾を 持ちあげ
海辺のカフカを 見て いる

*韓国語版を逆翻訳してみました

 この詩は、偶然の一致としては恐ろしいくらい現在のカフカを取り巻く状況と酷似していて、それにカフカ自身も気がつきます。でも、意味がわからない部分があり、それが以後(下巻)のストーリー展開のキーワードとなっているようです。
 最近、パンマルを意識しているので、「‐말야」「‐지」とかが気になりました。スムーズに口から出るようになるといいなあ。

*********

「カフカの会」会員の皆様!!
やりましたね! ついに上巻完走ですよ
来年は、ちょっとだけスピードアップして、上巻の半分くらいの期間で下巻を完走したいですね!
(みなさんだいだい下巻まで読み終えてるからね
来年も一緒にがんばりましょ!!
で、できれば次の本にも挑戦したいですね。

下巻のトップバッターはまろさん。よろしくお願いします!

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コメント

やりましたねっ!パチパチパチ。
歌詞の逆翻訳も良いですねぇ。nikkaさんの訳した詩のほうがわかりやすい気がします。
下巻で「海辺のカフカ」の曲についてもう少し詳しい描写があり、どんな曲なのか聴きたくなりました。
私はまだ下巻の最初のほうで恥ずかしいわ。みなさんがんばってらっしゃるから(^^;)。
来年もどうぞよろしくお願いいたしま〜す。

投稿: ハーちゃん | 2009年12月31日 (木) 03時51分

今年もいよいよ今日で終わりですね。
私は皆さんに随分遅れを取ってしまっていまだに10章あたりでうろうろしています。
最初はいちいち辞書を引いて読んでいたのですが、ちょっと辞書なしで読んでみようかな…。

過去の記事にコメント書いてもいいでしょうか~^^;;
今年は目標にしていた韓国語の小説をよむということは達成できず…でした。
来年こそは!!
来年もよろしくお願いします。

良いお年を。

投稿: sanjon | 2009年12月31日 (木) 11時42分

私も、「海辺のカフカ」がどんな歌なのか気になります。
「ノルウェイの森」は映画化されるけど、「カフカ」の映画化だとこの歌のメロディーとか解釈でいろいろあるんだろうなぁ。とか、考えました。

27日(日)の日経に亀山先生のエッセイで「海辺のカフカ」の話がちょこっと出てましたよ。

投稿: たま | 2009年12月31日 (木) 13時19分

>ハーちゃんさん。

今年一年お世話になりました!
ハーちゃんをはじめ、みなさんのおかげで、
「カフカの会」も続けられて、よかったです。
「海辺のカフカ」の曲もそうだし、
若き日のサエキさんの歌声も聴いてみたいですね。

投稿: nikka | 2009年12月31日 (木) 13時50分

>sanjonさん。

まだまだこれから間に合いますよ~!
一緒に完走を目指しましょうね。
ぜひ過去記事にもコメントお願いします

投稿: nikka | 2009年12月31日 (木) 13時51分

>たまさん。

今年はたまさんにも会えて、よかったです
小説の映画化、ドラマ化、いろいろあるけど、
やっぱり小説は小説がいいな~と思いますね。
思い入れがある小説ならなおさらね。

投稿: nikka | 2009年12月31日 (木) 13時53分

不思議がいっぱい(で、ちょっぴり長い)章でしたね~
映画や文学作品の名前がいくつか出ていて
(カサブランカとか雨月物語とか源氏物語とか・・・)
ことごとく知らない自分が情けないです
こういう細かいところで深く読めるかどうかが分かれそう^^;
知らなくてもそれなりに、自分の解釈で読める本ではあるけどなんか自分に残念

私も「海辺のカフカ」がどんな曲なのか考えました
サエキさんの声質の勝手なイメージは
カーペンターズのカレンなんですけど~
若くても落ち着いてて低音が響く感じの^^
ちょっぴり憂鬱げな^^

もうすぐ今年も終わりですね
nikkaさんとブログを通して仲良くして頂いて
カフカも誘って頂いて^^ありがとうございました
また来年もよろしくです~

投稿: ★honeybee★ | 2009年12月31日 (木) 15時23分

逆翻訳いいですね~
見て いる
と一字空けたところがにくい 보고 있네 にすっごく合っています。

この歌はどんな曲なのか、すごく気になるのですが、リフレインの部分に不思議なコードがあるというところが想像できませんでした。
カフカ君はそこにも魅かれているのですよね。
でも、そういうふうに設定するだけで、ますます佐伯さんが神秘的な存在になってくるというところも、小説のテクニックですね。

来年はいよいよ下巻か~最後まで行けるようにがんばりましょう!そして、次の本も!!
今年はnikkaさんにもお会いできてよい年でした

投稿: テラ | 2009年12月31日 (木) 16時07分

>★heneybee★さん。

私は一応、大学の時、日本文学専攻だったから、
懐かしいな~なんて思いつつ読んでました。
カーペンターズね! たしかに
来年も引き続き、よろしくです。

投稿: nikka | 2009年12月31日 (木) 17時42分

>テラさん。

日本語は分かち書きがないから、
詩の場合、こういったアキの効果も出て、おもしろいですね。
そういえば、子どもの国語の教科書は、
1年生のときなど、分かち書き(とは言わないけど)で
掲載されているんですよ。
私もテラさんに会えて、よかったです!
また来年も機会を見つけてオフ会やりましょうね!

投稿: nikka | 2009年12月31日 (木) 17時46分

はじめまして。na-mimといいます。
突然のコメント、失礼します。

実は以前から「カフカの会」の皆さまのブログを読ませていただいていました。皆さまに触発され、私も昨年11月に「海辺のカフカ」を購入し、読み始め、今現在下巻の3分の2ぐらいです。

まだまだ力不足ですが、nikkaさんはじめ、皆さまの勉強される姿を目標に私も一歩一歩進んでいこうと思っています。

「海辺のカフカ」は語学学習のためにと読み始めたのですが、今は内容のおもしろさにどんどん引き込まれています。私は日本語版を読んでないので、すべてが衝撃であり感動です。

>この詩は、偶然の一致としては恐ろしいくらい現在のカフカを取り巻く状況と酷似していて、それにカフカ自身も気がつきます。でも、意味がわからない部分があり、それが以後(下巻)のストーリー展開のキーワードとなっているようです。

ここのところ、改めてnikkaさんの記事から歌詞を読み返して、驚きました。この歌詞が伏線だったんだなあ…と。
これからまたラストに向かってどう展開していくのか、とても楽しみです。
またお邪魔させていただきたいと思います。どうかよろしくお願いします。ありがとうございました。

投稿: na-mim | 2010年1月 1日 (金) 22時57分

>na-minさん。

はじめまして。コメントありがとうございます!
もう下巻も完走間近ですね!
よかったら「カフカの会」に入会してください!(>といっても、これからの記事にコメントいただければということです
一人で読むのもいいですが、
いろいろな人の意見を拝見すると、
またあらたな発見などあるので、面白いですね。
今後ともよろしくお願いします

投稿: nikka | 2010年1月 2日 (土) 13時19分

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