子どもの社会の教科書
月曜日から上の子の期末テストが始まります(二日間)。
日ごろ、毎日の勉強時間が0時間(>正確には0分です)の彼女。
さすがに今日は少しやってました。
社会の勉強をするのに、私に「問題を出して!」って言うので、
教科書を見ながら出題していたら、朝鮮の歴史がちらっと出ていて、
高句麗、新羅、百済、加羅なども載っていました。
それにそれぞれルビが降っているのですが、
「コグリョ、シルラ、ペクジェ、カラ」などとなっていました。
「シルラ」っていうのがちょっとビックリだったんですけど、
娘になぜ「シルラ」なのか説明しちゃいました
教科書も日々変わってるんですね~。
*うちの方は2学期制です。
3学期制なら年に5~6回は定期テストがありますが、
2学期制なので、年に4回しか定期テストがありません。
で、今回、すごく試験範囲が広いんですよね~
2学期の中間テスト(去年の秋)は、
新型インフルとかで学級閉鎖が続いて、
ほとんど試験範囲というのがなかった(教科書が進まなかったから)ので、
その反動?で、今回は広い、広い。
絶対3学期制がいいと思います(もとにもどしてほしい~!)
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コメント
まぁ、2学期制なんですか。それは試験範囲は広くなりますねぇ。大変だなぁ。
それにしても「高句麗」などのルビが変わっているんですね。隔世の感がありますねぇ(年寄りの感想)。今の人は「シルラ」って覚えるのね。素敵!
投稿: ハーちゃん | 2010年2月21日 (日) 11時32分
>ハーちゃんさん。
ほんと2学期制は悪いことばかりあって、
いいこと全然ないですよ。
区切りがなくて気持ち悪いし。
2学期制にして、土曜日も午前授業に復活してほしいです
「シルラ」はハングルで子どもに説明したら、
「へえ~!そうなんだ~!」って納得してました。
学校ではそのあたりについて何も説明ないみたいで。
こういうの、ちらっとでも触れてくれれば、
韓国や韓国語に興味を持つ子も出てくる気がしますけどね。
投稿: nikka | 2010年2月21日 (日) 20時25分
>学校ではそのあたりについて何も説明ないみたいで。
そのあたりがわかっている中学校の先生っていないと思うよ~。
私も韓国語を勉強する前は知らなかったし。
韓国のいろんな名詞についてはずいぶん変わったし、進んだけど統一されていないですよね。
テレビ局によっても「慶州」を「キョンジュ」というところと「けいしゅう」と呼ぶところとあるし。
実は大学の先生方でも日本語に直したテキストの中では「日本語の音読み」で全部通す派と、「韓国の発音を曲げない」派に分かれます。
たとえば「春香伝の暗行御使の馬牌」の話を、月曜日の先生が「しゅんこうでんのあんこうぎょしのまはい」と言っていて、金曜日の先生が「충향전의 암행어사의 마페」の話を聞くと2年生はぜんぜん頭の中でつながらないみたい。
「月曜日に聞いたよね」「え?え?何の話ですか~?」という反応です。
統一されていないのが不便ではあるけど・・発展途中だと思って待ってみます。
投稿: たま | 2010年2月22日 (月) 15時20分
>たまさん。
普通の先生が韓国語を知らないのは当然でしょうが、
)
シルラなどと読み方が出ている段階で「?」って思わないのかな~?と思って。
教師の「?」が子どもの「?」を導くものだと思うんですよ。
先生にいろいろ期待しちゃ、悪いとは思うんだけど、
子どもという畑(?)にはいろんな種をまいてほしいです。
(必ずしも芽がでるわけじゃないと思いますが…
投稿: nikka | 2010年2月22日 (月) 23時30分
お母さんと一緒に勉強するなんて・・・いい風景ですね
高校生も、新しい読み方で習っているそうです。
でも、「くだら」とか「しらぎ」という古い読み方も教えてくれるって。
「くだら」という呼び方で渡来人の歴史がつくられてきたわけなので、まったく新しい呼び方にしてしまうのにも問題がありますよね。
ただ、テキトーなところで手を打たないと、中国の地名を中国読みにするなんてことになると大変
投稿: テラ | 2010年2月23日 (火) 18時06分
>テラさん。
国語と社会は私、数学と英語は夫が担当で、一夜漬けですよ~
塾も行ってないし、普段の勉強はマジでゼロだし(苦笑)…わが子ながら「どんだけ呑気なの?」って思う日々。ま、いいけど(>って、これがイカンのかな?)
うちの子の教科書にも両方載ってますね。
)
漢字の上にシルラ、漢字の下にしらぎ…というふうに。
そういえば、「白村江の戦い」は「はくすきえ」って覚えましたよね?(これま今でのこう読んでます)、「はくすきえ」ってどこから来た読み方なんですか?(テラさん、歴史に詳しそうだから、聞いちゃいます
投稿: nikka | 2010年2月23日 (火) 23時20分
「はくすきのえ」という名前が印象的だったので、名前だけはよく覚えていますけど、どんな戦いだったかは忘れていました。
ネットで見た限りですけど、白村という地名の百済語の読み方らしいですね。百済語と新羅語は結構違いがあるみたいですよ。今の韓国語の音は結構中国の発音の影響を受けているとか。。。これも調べていくと、深~い深~い謎にはまりこんでしまいそうです
当時、百済を助けるために戦争に行ったなんて。。。いつの時代も大国にどう対抗して生き残るか、そんなことばかりしているのですね、私たちは。
投稿: テラ | 2010年2月25日 (木) 10時55分
>テラさん。
「はくすきのえ」でしたね。
百済語なんですか~?? はじめて知りました。
いつの時代も争いはあるものですね
投稿: nikka | 2010年2月26日 (金) 07時57分