『해변의 카프카』제33장
★honeybee★さんに続きます。
第31章に続いて、サエキさんとカフカ君のやりとりが中心です。
冒頭に、カフカ君が図書館の掃除をする場面があって、いろいろな単語が出てきます。
청소기로 밀다 掃除機をかける
먼지떨이로 털다 はたきをかける
빗자루로 쓸다 ほうきで掃く
*道具なので「-로」が使われていますね。こういう日常的な動作をどう言うのか、知らないことがたくさんあります
「僕は100%自由だ」と言いながら、「自分はもうどこにも行けないことはよくわかっている」というカフカ。偶然(ほんとうは必然?)にもこの図書館に来て、オオシマさん、サエキさんという人たちと出会い、触れ合い、今はここを離れることができなくなってしまっているカフカ。オオシマさんも「人びとは実際には不自由が好き」な存在だと言います。「不自由」=不幸せなことではなく、「戻ることのできる場所みたいなもの」があるとも言えます。これまで失ってきた大事なものを取り返すために旅に出たカフカも、サエキさんとの関係によって、「大事なもの」を取り戻しつつあるようです。
나는 해변의 카프카입니다.당신의 연인이며,단신의 아들입니다.까마귀 소년입니다.
「カラスと呼ばれる少年」はやはりカフカ自身だったんですね。
우리는 둘 다 자유로워질 수가 없습니다.우리는 어딘가에서 벼락을 맞은 겁니다. 소리도 없고 모습도 보이지 않는 벼락에.
二人はどこかで雷に打たれた、音もなく形も見えない雷に…。「雷」って何なのでしょうね。簡単な言葉でいえば、「運命」みたいなものなのでしょうか。よくわかりませんが。
いろいろなことが徐々に繋がって明らかになってきて、それでも謎は謎のままどんどん深みにはまっていってる感じがします 「入り口」が開いた今、読みながらクライマックスに向かっている緊張感を覚えます。以後がますます楽しみになってきた章でした
*では、続きはまろさんです。よろしくお願いします~。
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コメント
掃除に関すること以外にも普通に日常生活で使う単語を私は知りません。ホントはそういう方面で達人になりたいんですけど(^^;)。
カフカ君は意外と行動的だと思うんです。文章的には内省的で静かな少年のように感じられますけど。
この章ではわからない所はあまり無かったです。
167ページの「그래가지고서는」でちょっとひっかかりました。
ドラマ「コーヒープリンス1号店」でよく「아(어)+가지고」が出て来ます。付帯状況を表す時とか「〜のくせに」って言いたい時にも使っているような。
これは口語的な表現なんでしょうか?
私はまだ37章までしか行ってないのでちょっと焦ってます(^^)。
投稿: ハーちゃん | 2010年3月24日 (水) 23時55分
ホント、入り口の石が開いたということを感じますね。
最後の方の"너는 누구지?"という佐伯さんの台詞が印象的でした。
目の前にいる15歳の少年を通していろんなものが見えてきてしまったという驚きと同時に、その時が来たと実感している佐伯さんの姿が鮮明に浮かび上がる気がしました。
166ページの냉동댕이치고がわからなくてネットなどを見たのですが、동댕이치고に冷たいという意味の냉がついていると解釈すればいいのかな?原作では「捨てて、放り出して」です。
아(어)+가지고は口語的な表現だと、カナタのテキストに載っていました。「それでもって」という話し言葉だと私は習いました。
그래가지고서는が「それでもってしては」→「それじゃあ」になるにはちょっと無理があるでしょうか?
投稿: テラ | 2010年3月25日 (木) 11時42分
>ハーちゃんさん。
「그래」で調べたら、辞書に
그래가지고선 우등생이 되기는 틀렸다.
(そのようにしてはとても優等生にはなれない)
그래가지고서야 어찌 성공을 바라겠느냐?
(そんなふうでどうして成功が望めようか?)
という例文が載ってました。
話し言葉的なんだと思いますが、こういうのもなかなか使えない(口からすんなり出てこない)ですね~
投稿: nikka | 2010年3月26日 (金) 00時51分
>テラさん。
냉동댕이치고を調べてみましたが、
やっぱり「냉」がわかりませんね。
最近の若者言葉みたいなものではないのかな?
냉담하다から来た、接頭語的な使われ方をする言葉なのかな~?と想像してみましたが、答えは見つかりませんでした
投稿: nikka | 2010年3月26日 (金) 00時54分
>「戻ることのできる場所みたいなもの」があるとも言えます。
ナルホド!なかなか自分の言葉でうまく消化できなかったんですが、起点なら固定してないと帰れないですものね。
佐伯さんも「私の周りで何か変わり始めている」と入口が開いたことを感じ取っていますよね。
カフカ君側にも入口が影響しているのが感じ取れて、おっしゃるとおりクライマックスに向かう感じがしました~
後全然違うのですが、原作本読み返して気づいたのですが
最後の方にハナミズキが「산딸나무」として登場していました~
5月ごろのお話だったのですね。
投稿: まろ | 2010年3月30日 (火) 20時31分
>まろさん。
まろさんの記事を読んで、私も「カフカに산딸나무って出てきなあ~」と思いました
投稿: nikka | 2010年3月31日 (水) 00時28分