『해변의 카프카』 제38장
★honeybee★さんに続いて38章です。
「入口の石」を開けたホシノ青年とナカタさんは、つぎに何かを探しにでかけます。それが何であるかはまだわかりません。ただ「何か」を探しにレンタカーを借りて市内をぐるぐる探索します。
二人の会話のやりとりがすごく面白い章でした。これまでもそうだったのですが、二人の間に「阿吽の呼吸」が完全に成り立っているようなそんなやりとりで、読んでいて楽しかったです
*気になった言葉・表現
・이 처지에 돌한테까지 원한을 사면 꼴이 말이 아니지.
(このうえ石からも恨みをかえばひどい有様だ。)
「말이 아니다」で「話にならない、ひどい」の意味で、よく耳にする言葉ですね。「꼴」は姿、格好、様子を表わす(>否定的な評価をするとき)ので「ひどい有様だ」「ひどい姿だ」の意味になります。(検索したら、テラさんの9章の記事にも当たりました)
・화면에는 으리으리한 대문이 솟아 있는 집이 비쳐지고 있었다.
(画面には豪勢な門がそびえたっている家が映し出されていた。)
「으리으리하다」の語感が楽しいです。
・그렇게 되면 좋으련만.
(そうなればいいだろうが。)
「련만」(=련마는)は能力試験高級にも出る文法事項です。
이런 짓을 계속하다간 나는 머지않아 그럴듯한 싱어송라이터가 되겠군.
(こんなことを続けていたら俺はそのうちいっぱしのシンガーソングライターになるだろう。)
「머지않다」は「멀지 않다」の縮約形かな?と想像していたんですが、若干違いがあるようで、「머지않다」は時間的な、「멀지 않다」は空間的な概念を表わすそうです。*分かち書きもある、なし、が違うそうです。
詳しくは→コチラ
高松市内を二日間車で回り続け、とうとう二人は「コウムラ図書館」に辿りつきます。ついにナカタさんとカフカ君の線が繋がりましたね。次はまろさん、よろしくお願いします
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コメント
この章の一番最後に図書館に辿りつくことが判明するのに
副題がすでに「나카타의 종착역 고무라 도서관」なんですよね^^
確かに、要するにそこへ行くまでの章ですが、先に答えを見ちゃった感じ^^;
팔레스타인が「パレスチナ」ということは前に이스라엘(イスラエル)があったので何とか想像できたんですが
싱어송라이터は”絶対外来語でしょ”と思いつつ、日本語見るまでわかりませんでした
見たら「なぁんだ」って感じ・・・
련만は私も”高級問題に出るやつだ~”と思いました^^
投稿: ★honeybee★ | 2010年5月16日 (日) 07時40分
>★honeybee★さん。
私は、このタイトルを見て、「やっと接点ができるんだ」と、ちょっと安心したんですけどね。それまでが長い道のりだったものだから…
外来語、文脈から想像しないとわからないものも多いですよね。
投稿: nikka | 2010年5月16日 (日) 08時24分
ホント、外来語にはいまだに混乱させられます。
꼴はドラマでよく聞きますね。「꼴이 뭐냐」みたいな文章で。「ひどい顔つきだね」って感じの時に使われていますね。
私は243ページ、真ん中辺の「이런 말씀드리기는 좀 뭣하지만」を見てまた「なんて日本語と同じ表現なの〜」って思いました。こんなに同じで良いのかなぁ、ってね。
あとnikkaさんもおっしゃている머지않다がわかりませんでした。コマウォヨ〜。
投稿: ハーちゃん | 2010年5月16日 (日) 09時44分
>ハーちゃんさん。
ハーちゃんさんのおっしゃりたいこと、わかります!

やっぱり翻訳本だからかな~?とか、疑問っていうか、ちょっと疑いの目で「ホントにこう言うの?」って思ったりして…
次は翻訳じゃないものをみんなで読みませんか?
投稿: nikka | 2010年5月16日 (日) 23時32分