『엄마를 부탁해』読了~♪
夏休みの宿題だったんですが、なかなか終わらなかった「オンマ」…。やっと読み終わりました。
*以下、ネタバレあります。
正直、こういう終わり方をするとは想像していませんでした。「きっとオンマは見つかる!」と信じて読んできたからです。なぜ見つからないままで終わっちゃったんですか 途中でちらちらと残像のように、オンマの目撃談が寄せられますが、それがあまりにもひどい様子だったので、よけいに見つからないままに終わっちゃったのがショックで…。目撃談を辿りつつ、オンマの人生を辿るようにして、ついにオンマを見つけるというストーリーだと勝手に思い込んでました…
章ごとに、長女にとってのオンマ、長男にとってのオンマ、夫にとっての妻…と、家族にとってのオンマの存在というのに光が当てられていくのですが、読みながら、自分の母親のことも思い浮かんだし、母親としての自分自身の立場も考えたし、結構複雑な思いでした。そうです…自分としては家族のことを考えて自分のことより家族のことを優先してたとしても、それが当然みたいに受け取られてて(この「オンマ」のように個人としての存在は無視されて)、それがつらくなるときってあるんですよね、実際。ときどき「何のために、誰のために生きてるんだろう」と思ったりして…ね だからいつも母親としての自分も大事だけど、自分自身の生き方も忘れないでいたいと思ってはいます。母親としての私って、たぶん子どもが大きくなっていくに従って、だんだん小さくなっていく運命にあると思うから。
ま、それはさておき。1~3章はそれほど気にならなかったんですが、4章以降、文章がすごく難しく感じました。最後のエピローグは、もう一度読まないと、ちゃんとわかってない気がします だからオンマに会えなかったというストーリーがすんなり入ってこないのかな??(よくわかりませんが…)
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とりあえず、宿題、終わりました!
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コメント
私も、子供を産んでおけば親孝行だと思っていた部分があって、それって違うのかな~とか、すごくたくさん考えました、この本。
誰が読んでもぐっと来る、というところがヒットの理由だったんでしょうね。
投稿: たま | 2010年9月24日 (金) 17時34分
nikkaさん、それでこそ신경숙という感じがしませんか?
わたしはちょっと彼女のものが苦手だったのでこの作品を読んでいないんですが、評判がいいようなので傾向が変わったのかなと思っていました。
自分で読まずにこうして勉強させていただくなんて、虫が良すぎますね、ごめんなさい。でも、これからもよらせていただきたいので、よろしくお願いします(゚ー゚)
投稿: yumeyume | 2010年9月24日 (金) 20時06分
私も見つかってほしかった〜。
バチカンは行きましたが「バラの木でできた数珠」って売っているのかしら?
ちかごろ娘と大きな衝突をして、娘に一人暮らしをさせることにしました。
親が子供を思う気持ちと、子供の親に対する気持ちでは、100倍くらいの差がある気がします。これを代々、続けて行くのでしょうねぇ。悟らないと...(^^;)。
投稿: ハーちゃん | 2010年9月24日 (金) 21時21分
>たまさん。
母娘の関係も難しいですよね。
友だちなんかと話しても、母親との関係に悩んでたっていう人多いし、大人になってもいろいろありますしね…
投稿: nikka | 2010年9月24日 (金) 22時40分
>yumeyumeさん。
yumeyumeさんは、これまでシンギョンスクさんの作品、何を読まれたんですか?
私ははじめて読んだので、よくわからないのですが、
どういう点が苦手だったのでしょうか?
よかったら教えてください~。
投稿: nikka | 2010年9月24日 (金) 22時42分
>ハーちゃんさん。
あ~、やっちゃいましたか。

先日、ちょっと先輩と話したとき、
その先輩は、「娘が『出ていく!』と言ったときに出しとけばよかった…」って話してましたけどね
私も今、娘と接していて、「なんで私がこんな目に遭わなきゃいけないの?」ってことばっかです。
悟らなきゃ…とは思うけど、無理っす
投稿: nikka | 2010年9月24日 (金) 22時47分
ははぁ、nikkaさんもですね。
回りを見回しても、友人たちで母娘の関係がまずい人が多いんですね。それが原因で20年間引きこもっている人もいます。
男の子に対する時より女の子に対する方が母親はクールなのがいけないのかしら?
ただ娘が結婚してから母娘の関係が修復されることが多いみたいですよ。これに期待しなきゃ(^^;)。
投稿: ハーちゃん | 2010年9月24日 (金) 23時57分
私が家庭に入っちゃったのを、ちょっと残念に思ってくれているんですよ~、私の母は。大学に戻ったことも一番喜んでくれたし。
で、一緒にソウルに行って「東京に出してよかったねぇ。」みたいに言ってくれてホロリとしちゃったんです。
正直娘がいなくて楽だったわ~、と思います。
息子たちも独立させますけどね~。
投稿: たま | 2010年9月25日 (土) 00時48分
>ハーちゃんさん。
たしかに、娘が結婚してから母娘の関係が修復されるってこと、よく聞きますね。
同じ立場に立ってはじめてわかること、分かり合えることが出てくるのかもしれませんね。
上の子に対しては、もう早く大人になってほしいって感じです
投稿: nikka | 2010年9月26日 (日) 00時00分
>たまさん。
たぶん男の子は男の子なりの大変さってあるんでしょうけどね
うちの母も自分が専業主婦だったからか、
私が仕事をすることをすごく認めてくれています。
反面教師的な存在でもあるんですよね、母娘って。
投稿: nikka | 2010年9月26日 (日) 00時04分
そんなにたくさんは読んでいないんですよ。
初めは「バイオレット」です。ある意味情け容赦なく主人公を動かしていくストーリーにひたれなかったし、途中からは現実かイメージなのかわからなくなるような激しさというか濃さというか・・・。ですが、ソウルの書店でも平積みだったしちょっと後にまた他の人が同じものをくれたりしたので、きっと話題作なのだろうと思って最後まで読みました。
そのあとは敬遠していて、現代小説短編集みたいなものとかなにかの受賞作品集みたいなもので短編を読んだくらいです。
コン・ジヨンと並んでいつも名前の出る人だからもう少し読んでみたい気持ちはあるんですが。でも読みながら緊張したり辛くなったりするようなものは苦手なのでやっぱり無理かも><
投稿: yumeyume | 2010年9月26日 (日) 20時32分
>yumeyumeさん。
教えてくださって、ありがとうございます~


同じ作者でも、作品によって若干は印象が違ってくるかもしれませんね。
今回のは、ストーリーは?でしたが、人の心をくすぐるのがうまいな、と思うような文章でした。
人気があるのはそれなりに理由があるんでしょうね。
誰かおすすめの作家がいたら、教えてください
*次はコンジヨンの「トガニ」の予定だったんですが、結構重いらしく…躊躇しております
投稿: nikka | 2010年9月26日 (日) 21時18分
nikkaさん、こんばんはー。かな? もう月曜日なんだけど(^^;)。
おとといの新聞にコン・ジヨン著「楽しい私の家」の書評が載っていたので、早速図書館から原作と日本語版を借りました。これはお読みになりましたか? コン・ジヨン氏の自伝的小説だそうですが...。
投稿: ハーちゃん | 2010年9月27日 (月) 00時29分
人の心をくすぐるのがうまいというのはあるでしょうね。
私はどちらかというと重いものは辛くなってしまうほうなのですが、この作品にはちょっと興味はあるんですよ。でも今すぐは読まないんじゃないかな。
「楽しい私の家(즐거운 나의 집)」はよかったです。娘の心の動きがよく伝わってくる感じだし、コン・ジヨン本人らしき母親も好きでした。トガニは私もちょっと迷ってまだ読んでいません。
投稿: | 2010年9月27日 (月) 22時13分
>ハーちゃんさん。
…ずるい。

いいなあ、すぐに借りられるだもん。
そういえば、私、市長にメール出しましたよ
韓国の都市と姉妹都市提携してるんだし、
図書館に数冊しか原書がないのはおかしいです!って。
そしたら返信が来て…「予算がない」だって。
よその市の図書館から借りることもできるとか書いてたけど。
…ああ、情けない
投稿: nikka | 2010年9月27日 (月) 23時42分
>yumeyumeさん。(…ですよね?)
コン・ジヨンさんの「즐거운 나의 집」がおススメなんですね。
手に入れば読んでみたいな。
今、友だちから借りてる「悪人」読んでるんで、
これが終わったら(>って、もう明日には読み終わりそう)
探してみよう。
日本語の本なら、上下巻あっても数日で読めてしまうのが、毎度毎度悔しいです~
投稿: nikka | 2010年9月27日 (月) 23時45分
ごめんなさい、名前抜けてましたね。
コン・ジヨン好きです~。
投稿: yumeyume | 2010年9月29日 (水) 11時08分
>yumeyumeさん。
私も、この作家が好き…と言えるような、
韓国人の作家ができるといいんですけど。
まだまだ先の話です…
投稿: nikka | 2010年10月 1日 (金) 21時35分