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2010年12月21日 (火)

「자동피아노」⑥ (28ページ8行目~31ページ最後の行)byひがなおさん

以下、ひがなおさんより。
コメントお願いします~

**************

ビトさんのピアノ演奏を電話を通して聞くという、ヤマ場?ともいえる場面を
うまく訳せたか・・・、難しいですね。

・29ページ 最後の行
독립적인 개체로 자신을 드러내고 있다
「独立した個体として音そのものをさらけ出していた」としましたが、
드러내고 있다をどういう日本語にするか、悩みました。
「あらわにする」「むき出しにする」「表す」くらいが一般的な訳語かと思いますが、
どれもいまいち。。。
音それ自体が何の装飾や解釈もなく、音そのものとして存在している、
みたいな感じかと思うのですが、そこまで訳文にするのは行き過ぎかと思うので
자신を「音そのもの」とするにとどめました。

・30ページ3行目
제자리를 찾았고
「自身の位置を見つけ」としました。
제자리は音符のあるべき場所、位置かと思い、こうしました。

・30ページ7行目
목과 어깨 사이에
直訳すると「首と肩の間に」・・・こういう場合日本語では「あごと肩の間に」ですよね。
こういうちょっとした違いが面白いです。

・30ページ最後の行
"......많을 텐데요, 뭘." の 뭘をどう訳出したらいいか、わかりませんでした。
無理に訳さなくてもいいのかとも思いますが、なにかニュアンスを出せたら・・・

・31ページ4行目
그 녀석도
「そのやつ」は海のことかと解釈して「海ってやつも」としましたが、どうでしょうか・・?
他の解釈もあると思います。

・31ページ下から3行目
그의 죽음을
「彼の死を」ですが、「彼の死が近いことを」としました。

・31ページ最後の一文
인간은 어쩔 수 없이 다른 사라의 이야기보다 자신의 이야기에 더 관심을 가질 수밖에 없는 모양이다.
とっても訳しにくかったです。
「人間とは、どうしようもなく、他人のことより自分のことのように関心をよせてしまうもののようだ」
としましたが、どうもぎこちない感じがして、もっと上手い表現がありそうな気がします。

以上です。
遅くなって申し訳ありません。
みなさまのご意見をお聞かせ願えれば嬉しいです。

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コメント

ひがなおさん、はじめまして
コメント担当の★honeybee★と申します
よろしくお願いします!

「海ってやつも~」はおお!翻訳家っぽい!と思いました
私は読解力が足らないので
そいつってどいつ?と思ってしまい・・・^^;

목과 어깨 사이에
は、私はそのまま首にしちゃったんですよね~
実際どこで受話器をはさむか考えてみたんですけど、
エラと肩?人によってはほっぺと肩?
一体あそこは何と呼べば正しいのでしょうね
あご、にすると何となく口の下の部分を思い浮かべるので
そこと肩は難しいような気もするんです
細かい話になってしまいました

投稿: ★honeybee★ | 2010年12月21日 (火) 15時01分

初めまして。私もコメント専門のハーちゃんと申します。どうぞよろしくお願いいたしま〜す。
作者の言いたいことがよくわかる翻訳で、まったく気になるところはありませんでした。
31ページの「그 녀석」は海のことですね。
30ページ最後の「뭘」は私も訳さずに放っておいたのですがどうでしょうか。

投稿: ハーちゃん | 2010年12月22日 (水) 00時55分

★honeybee★さま
コメントありがとうございます。
★honeybee★さんのブログにもよくおじゃましています
わたしも初めは、そいつってどいつ?!て思いました。
翻訳家っぽい、と言っていただけてなんかすごく嬉しいです~
エラと肩・・・いいですね~。 ためしに実演して娘(十代)に聞いてみたところ、「う~ん、・・・あごと肩?」 でした。
これからもよろしくお願いします。

投稿: ひがなお | 2010年12月22日 (水) 22時01分

ハーちゃんさま
初めまして。コメントありがとうございます。
やはり「그 녀석」は海でいいんですね。安心しました。
「뭘」は「まあ」とか訳されることが多いと思いますが、ここではうまく入らなくて・・・。
やはり「翻訳」というからには、無理に一語一語訳してぎこちなくなるよりは、「訳さない」ことで日本語の流れを自然にするのがいいのかな、と思います。
なんちゃって、翻訳家っぽい?!

投稿: ひがなお | 2010年12月22日 (水) 22時19分

なかなか味のある絶妙な訳で好きです。
私はなんか文学的味のない訳になってしまい、反省です。
・31ページ最後の一文
인간은 어쩔 수 없이 다른 사라의 이야기보다 자신의 이야기에 더 관심을 가질 수밖에 없는 모양이다.
とっても訳しにくかったです。
「人間とは、どうしようもなく、他人のことより自分のことのように関心をよせてしまうもののようだ」はこの作家の信念のようです。
わたしのところにも
누구나 그렇겠지만 다른 사람의 이야기보다는 자신의 이야기가 더 흥미롭게 마련이다.
誰しもそうだろうけれど、他人の話よりは、自分の話がもっと興味深いはずだとしましたが、、しっくりきませんでした。
뭘 は日本語で表しがたいですね。
彼の死とするよりはいいと思います。
参考になりましたよ。ありがとう。。お疲れ様でした。

投稿: こぐまらて | 2010年12月23日 (木) 14時14分

ひがなおさん、はじめまして
よろしくお願いします。

・29ページ 最後の行
私も悩んだ跡がありました。
드러내다は表に出すという意味なので、「自己主張」すると訳しました。ニュアンスがちょっと強すぎるかなと思いつつ。。。

・30ページ7行目
목과 어깨 사이 これはそのまま「首と肩」にしました。自分はどこにはさむかやってみて、首だなぁと。私も「あご」というと、中心の尖った所という感じがします。今、夫に聞いてみたんですけど、「肩ではさむ」っていうのが日本語的じゃない?と。どうでしょう?

・30ページ最後の行
뭘は初めに持ってきて、「なに、ピアノの演奏よりも・・・」としました。ひがなおさんの「まあ、・・・」でニュアンスが出ていると思いますよ!

・31ページ4行目
「海ってやつ」いいですね

・31ページ下から3行目
「彼の死の影に」と訳しました。

あと、
p.29の最初の行の
「おみやげまで渡して帰さなければならないほど」 いいと思いました! 보내다の訳って難しいですよね。いつも悩みます。

p.31下から4行目の
「すらすら口にできた」 すっごくいいと思いました!!

投稿: テラ | 2010年12月23日 (木) 16時49分

ひがなおさん、こんばんは。お疲れ様です!

ひがなおさんの訳、なるほどと思うところがたくさんあり、何度も読んでとてもいいと思いました。

例えば、
・テラさんもおっしゃっている「おみやげまで渡して」(私の訳は「何か品物をつけて」)
・p.29の6行目 사람을 앉혀놓고「人を前にして」
・10行目 들을 수 있겠어요? 「今大丈夫ですか。」(私は「聞いてくださいますか。」)
・p.30の下から5行目이 녀석을 건사하기「こいつの面倒をみる」(「こいつを切り回す」)
・「彼の死が近いことを」(私は「彼の死を察しなければならなかった」としました。
など!!

あと、ひがなおさんのご指摘の箇所は、いずれも悩みました。ちなみに私は、
・「独立した個体として自分をさらけ出していた。」
・「自らの場所を探して」
・そのまま「首と肩の間に」としたのですが、日本語だとそうは言わないですよね。改めて考えてみて「あごの下に」「あごと肩の間に」かなと思ったのですが、肩とも言わない気がして、「耳の下に」かしら。動作をしてみて、お嬢さんや旦那さまに日本語で言ってもらうというのは、翻訳するとき大事な方法だなあと思いました。
・最後は、「人のことより自分のことに余計関心をもつのは致し方のないことだ。」としましたが…

投稿: ゆう | 2010年12月23日 (木) 17時42分

コメント、遅くなりました。

全体で、まず気になったのは、ひがなおさんは「聞く」とされていることです。演奏などを特に聴くときは「聴く」の方がいい気がしましたが、どうでしょう?

他は、ほぼ私の訳よりひがなおさんの訳の方がこなれていると思いました

1点だけ気になりました。

29ページ10行目
「연주를 시작하려고 하는데,들을 수 있겠어요?」

後半「今大丈夫ですか?」と訳されてました。普通の状況ならいいと思いましたが、この文の前に「彼の差し迫った声が聞こえた」とあって、そのときに「今大丈夫?」と尋ねるのはちょっと違和感ありました。もちろんビトさんが夜中電話したことで主人公を気遣っていることは間違いないのですが、私はそのまま「今から演奏しようと思うんですが、聴いてくれますか?」としました。その方がビトさんの差し迫った感じ、どうしても今聴いてほしい気持ちが出る気がしました。

ここで、ビトさんが「差し迫っていた」理由が気になりました。体調が悪い中、今しか演奏できない!ということなのかなあと思いました。ビトさん自身「今日はコンディションがあまりよくない」と言っています。それなのに、わざわざ真夜中に電話してきて演奏するのは、やはり死を悟っての演奏だったのかな、と思いました。

*29ページ16行目に「그의 악보 곳곳에 ’아주 멀리서 들려오는 소리인 것처럼’이라는 지시어가 붙어 있는 것 같았다.」から始まる、ビトさんの演奏の様子を書いた部分がすごく好きでした。

*30ページ最後の行の「뭘」は訳さなくてもいいと思いますが、私は「おもしろいことがたくさんあるのに、まったく。」と訳しました。「まったく、何をおっしゃる、うさぎさん!」的な感じです。

投稿: nikka | 2010年12月24日 (金) 10時58分

こぐまらて様
そうそう、こぐまらてさん担当のところにも同じような文がありましたね。この作家の信念なんでしょうか・・・?訳しにくいですよね。
こぐまらてさんも、お疲れさまでした。
これからも、よろしくお願いいたします。

投稿: ひがなお | 2010年12月27日 (月) 11時47分

テラさま
「自己主張」、なるほどです。
목과 어깨 사이、これは日本語の表現もいろいろありそうですね!考えてみたら「耳と肩」でもいいかも。。。悩ましいです
뭘を「なに、」いいですね。ニュアンスが出てる感じがします。
コメントありがとうございました。

投稿: ひがなお | 2010年12月27日 (月) 11時57分

ゆう様
コメントありがとうございます。
제자리를 찾았고 の찾다も実は悩んだところです。ゆうさんは「探して」にしたんですね。찾다は「探す」と「見つける」、日本語母語話者にとっては、意味違うでしょ~、と言いたい二つの意味がありますよね。「探す」はまだ見つかってない状態だし、「見つけ」たらもう探してないでしょ、て思うのですが。
この場合、音符たちが自らの場所、あるべき位置を探して、見つけて、五線紙に落ち着く、ということで両方の意味を持っているのかと思いましたが。そのように訳したほうがよかったかもしれません。

「致し方のないことだ」、いいですね。수밖에 없다の訳としてこのほうがぴったりくることが、他にもありそうです。
ありがとうございました。

投稿: ひがなお | 2010年12月27日 (月) 12時09分

nikkaさま
「聞く」と「聴く」、英語だとだいたいhearと listenに相当するかと思うのですが、韓国語は区別がないようですね。
たしかに音楽など意識的に耳を傾ける場合は「聴く」がふさわしいと思います。蒼依さんも、使い分けておられますね。
ただ、私は「聴く」はかなり能動的、積極的な感じがします。この小説全体に漂う静かな、神秘的な感じ(ビトさんのピアノの音の描写に由来すると思われます)から、「聞く」のほうが何となく合うかな、と思いこうしました。

들을 수 있겠어요?を「聴いてくださいますか」は、ゆうさんもそう訳されていましたね。なるほど、このほうがこの場面のビトさんにふさわしい気がします。

「まったく、何をおっしゃる、うさぎさん!」、チョアヨ~

投稿: ひがなお | 2010年12月27日 (月) 12時35分

ひがなおさん こんにちは^^ コメ専門ippoyoです。
コメおそくなってすみませんm(__)m

ひがなおさんの部分はとても好きな部分です。
アニメーションできれいな夜空に音符たちが飛んでいる様子が目にう浮かんで、なんだかほっとしたのを覚えてます。

「海ってやつは」になるほど~と。私はただ単に「こいつ」にしました。

みなさんのコメントを読んで、日本語についても良く考えて翻訳されていて・・一言「すごい」
「聞く」「聴く」もそうですが「探す」「みつける」も・・
日本語も勉強しなきゃと、深く思います(毎回思ってるんですけど)

なんだか。コメ専門と言っても他愛のないことしか書いてないようなきがしますが・・
ひがなおさん。読んでいてとても雰囲気が伝わりました。お疲れ様でした^^

投稿: ippoyo | 2010年12月28日 (火) 10時24分

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