« 校歌に韓国語♪ | トップページ | イタリア〜ノ! »

2011年9月16日 (金)

「내사랑 내곁에(私の愛、私のそばに)」を見ました^^

Nesaran_2

偶然立ち寄ったレンタルショップで、新作の棚に並んでいたのに目がとまり、借りてきましたup

あらすじ*****
http://contents.innolife.net/listm.php?ac_id=7&ai_id=10932
「私の身体は固まって、結局動けなくなって死ぬんだって。それでも私のそばにいる?」
身体が少しずつ麻痺していくルー・ゲーリック病を病むチョンウ(キム・ミョンミン)。唯一の血縁である母まで亡くなった日、チョンウは幼い頃同じ町に住んでいた葬儀指導者チス(ハ・ジウォン)と運命的に再会して愛に陥る。1年後、結婚式を挙げた二人の新居は病院だった。チョンウはスプーンを握ることもできない境遇だが、いつもそばに付き添ってくれる妻チスがいるので、誰よりも闘病意志が強い。

「チス、私にも奇跡が起こるだろうか?」
全身麻痺や植物人間など、重症患者が集まった6人部屋の病棟。似たような痛みを持った病棟で、家族たちと互いに励まし合い慰労し合って、回復の兆しが見える患者や、手術に希望を委ねる患者も一人二人と生じる。しかしチョンウの状態はますます進行し、病気をクールに受け入れて闘病意志を燃やしていたチョンウも、毎日変化してゆく自身の身体を見守ることが恐ろしい。そしてついに、絶対に避けたかった言語障害が始まる……。

****

 この映画を見て、一番感じたのはリアルさです。人生ってこうだよね、たしかに。

 ジョンウの病状が悪化していくにつれてチスに辛くあたるシーンが多くなってきますが、遺体を触る仕事をしていることを気にしているチスにジョンウは「汚いから手袋をはめろ」と言ってしまいますshock

 「それを言ったらもう駄目じゃない? あ、あとでこのことを涙ながらに謝ればきっとチスはわかってくれるし、二人の仲はいっそう深まるな」と思っていた私の期待は見事に裏切られ、これはそれきりになってしまいます。

 ジョンウはチスに「愛してる」とはっきり言ったことがなくてチスは言ってほしいと思っていたので、私は「きっと最後の最後で愛してるって言うに違いない」と思っていたのですが、私の想像はまたしても裏切られ、結局ジョンウは言語障害が出て声を失ってしまいます。

 同じ病室の患者とその家族のエピソードもすべて、期待させておいて、実際にはその期待は必ず裏切られるんですね。もちろん相手が裏切ろうとして裏切ったわけじゃなくて、結果的に裏切られることになるだけなんです。

 なんというか簡単に言ってしまえば「間が悪い」んですよね。謝ればいいのに謝れないままとか、「愛してる」と言えばいいのに言わないままとか、そうやって過ごしているうちにタイミングを失ってしまう、ちょっとしたことに気を逸らしているすきに大事な瞬間を逃してしまう。そういうことって、人生において往々にしてありますよねbearing

 見ている途中にどうもジョンウとチスの仲が盛り上がりに欠けるなあとおもっていたのですが、よくある予定調和(「泣きどころで泣かせる」みたいなもの)がないから、なんとなく物足りない気がしたんだと思います。

 だけど、こういう映画を見たいときって、思い切り泣きたいとか、感情移入したいとかそういうときじゃないですか? それができないって…。う~ん。だから、ちょっと不満も感じたりしました。

|

« 校歌に韓国語♪ | トップページ | イタリア〜ノ! »

コメント

題名だけは聞いたことがありました。
キム・ミョンミンって誰だっけ? と調べてやっと顔がわかりました。韓国の人って名前が似ててすぐには気付けませ〜ん(^^;)。
そうか、言語障害が出てきてしまったら「愛してる」とも伝えられなくなっちゃうんですね。
私の父も失語症だったので、本人は相当ツラかった筈。回りもツラかったわけですが...。

投稿: ハーちゃん | 2011年9月16日 (金) 03時26分

nikkaさんはキム・ミョンミンファンですよね?
高校生にもベート-ベンウィルスを見てキム・ミョンミンのファンになった子がいるんですよ。

頭の中で考えている言葉と、口から出る言葉と、どうしてこんなに違うんだろう?と思うことがしばしば。
それで、すれ違いが重なって、いつの間にかすごく遠くなっていたということも。

一昨日、親しくしている親くらい年上の知人が末期癌になっちゃったのって電話が来て、すごくショックで。。。
何をしてあげたらいいのかよくわからないんですよね。

投稿: テラ | 2011年9月16日 (金) 09時39分

>ハーちゃんさん。

映画の中で話せなくなったジョンウと、彼に話しかけるチスのやりとりのシーンがあります。
チスの言うことに対してジョンウが心の中で思うことと、チスがジョンウの気持ちを察して返事をするのが、まったく噛み合っていないシーンがあって、これもリアルだなと感じました。
病気になると本人もつらい、周囲もつらい。
残酷だなあと思うこと、たくさんありますね。

投稿: nikka | 2011年9月17日 (土) 14時47分

>テラさん。

はい、ミョンミンファンですwink
ときどき言葉ってなんだろうって思います。
思いを伝えるものであるはずなのに、
逆のことを言ってしまえば、全くその役割を果たせないわけで。
つい意地をはって…って、よくありますよね。
知人の方に、今すぐ何かをして差し上げることは難しいと思いますが、
その方がいろいろな思いを吐き出したいときに、
受け入れOKだよってことだけお伝えしたらどうでしょうか。

投稿: nikka | 2011年9月17日 (土) 14時51分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 校歌に韓国語♪ | トップページ | イタリア〜ノ! »