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2014年2月28日 (金)

まどさん

敬愛する詩人のまど・みちおさんがお亡くなりになりました。

ニュース記事

まどさんの詩や童謡を知らない日本人はいないと思います。
まどさんの詩の中で、一番好きで、一番衝撃を受けたのは、「やぎさんゆうびん」です。

しろやぎさんから  おてがみついた
くろやぎさんたら  よまずにたべた
しかたがないので  おてがみかいた
さっきのてがみの  ごようじなあに

くろやぎさんから  おてがみついた
しろやぎさんたら  よまずにたべた
しかたがないので  おてがみかいた
さっきのてがみの  ごようじなあに

子どもの頃からこの童謡は知っていて、私も歌っていたと思いますが、大人になってあらためてこの詩を見たとき、うねうねと続く螺旋階段のような、何処まで行っても際限のない宇宙を仰ぎ見たときのような目眩を感じました。

しろやぎさんの手紙には何が書いてあったのかな?
なんでくろやぎさんは読まずに食べちゃったのかな?
自分が食べちゃったのに、「しかたがないので」ってアリ?
くろやぎさんはしろやぎさん宛の手紙が、しろやぎさんに食べられるかも…って思わなかったのかな?
そもそも手紙を書かないといけない距離に、二人はいたのかな?
しろやぎさんは、くろやぎさんからの手紙を、自分の手紙への返信だと思わなかったのかな?

……これだけなのに、延々と謎が深まりますね。ツッコミどころ満載で、ステキすぎます!happy02

まどさん。
平易なことばで物事の本質をズバリと言い当てたような、それでいて心がじいんとあったかくなるような、素敵な詩や童謡を、たくさん、たくさん、ありがとうございました。

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