また業界ドラマが始まりましたね
石原さとみ主演で、「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」というドラマが始まりました。またまた出版業界を描いたドラマです。業界自体は衰退の一途を辿っているのですが(>自虐的)、なぜか人気ですね。
2話まで見ました。主人公の悦子が、設定年齢28歳の割に「女性」とは言えないような言動が多くて見ていてイライラしました。原作は24歳とどこかに書いてありましたが、それを石原さとみ(29歳)にしたので、ズレちゃったんでしょうか…? 生意気なのはいいでしょうけど、年上の社員にタメ口はないですよね。ファッション雑誌希望といいつつ、なぜあれほどケバいのかも謎です。それと、悦子が校閲を担当して作ったブロガーさんの本の表紙がダサすぎてがっかりでした。
悦子が表紙の誤字を見逃してしまった失敗を前に、校閲部の面々が自分の失敗談を語るところは、業界あるあるで、私も自分の過去の失敗を思い出してしまいました 悦子の周囲の人々(校閲部)はいい人が多いですね。失敗したときそれを責めても、責めるだけでなくちゃんとフォローに回ってくれるんですからね。すごくいい職場ですよね。
ドラマでの一番の違和感は、景凡社が大きな出版社ということです。小さな会社ならまだわかるんですけど、あれだけの大きな会社で校閲ができない人間を校閲で採用するっていうことはありえないでしょうね。10人も20人も採用するとか、逆に編集部に採用するというのなら別ですけど。まあ、ドラマなのでいいんですけどね 原作どおり「河野悦子(こーえつ)が校閲部に入る」っていうのが一番の前提ですからね。
このドラマは結局ラブコメになるんですかね? ジャンルとしては。「最強のワーキングガールズエンタメ」などと書いてあったので、お仕事ドラマなんでしょうね。でもなんかワチャワチャ感が強すぎて、そこが狙いなんでしょうけど、ついていけない気がしています…。
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