2016年1月12日 (火)

『개를 산책시키는 남자』翻訳、終了!

『개를 산책시키는 남자』(犬を散歩させる男)の翻訳に挑戦中でしたが…。

このたび、めでたく全文翻訳が終了しました!!

思い起こせば…2013年3月から始めまして、なんと2年9ヶ月かかったわけですが

毎月8〜10ページ程度を翻訳して、毎月10日を目安に、翻訳をアップ。そして、他の方の翻訳と自分の翻訳の見比べて、気がついたこと、疑問に思った箇所などを指摘し合うという、「ぽにょっかい2」を、最終的には4人のメンバーで続けてきました。

いや〜、長かった(爆)

本当はもっと早くやれたのかもしれないんですけど、毎月10ページ足らずではありますが、コンスタントに翻訳をし続けるということが、もうまるで苦行のように感じることもあり…。ときにはパス(?)したりしながら、なんとかやってきた感じです。

12月で終わったのですが、個人的に4回分ほど抜けている箇所があったので、そこを翻訳して、さきほどすべてアップしました。やった〜!!

自分で翻訳してわからなかったところを、他のメンバーがどんなふうに訳したのか参考になること多々あり、また、同じように翻訳していても言葉の選び方が違って、「ああ、そう訳す方がピッタリだ!!」と目から鱗が落ちることも多々あり、とても刺激的な翻訳会でした。

参加メンバーのみなさん、ありがとうございました!
一緒にやってこれて、本当に楽しかったです〜

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2013年5月13日 (月)

「犬散男」第2回翻訳アップ♪

「犬散男(개를 산책시키는 남자)」を翻訳中です。

今回(第2回)は、5月10日に翻訳をアップしましょう~!ってことでしたが、

なんとか間に合いました。

久しぶりに静かに連休3日間を過ごせたので、

翻訳をやったり、

読みたかった小説を読んだり(今は堂場瞬一にハマってるんです~)、

勉強しなきゃならなかったジャンルの本を読み漁ったり(投資とかね、私が最も苦手とするジャンル)、

そんなふうに過ごしていました。

…って、全部「本絡み」やん!!(爆)

昔はとくに活字中毒でもなかったんだけど、

こんなふうにしてみると、

せっかくの休日(しかも3日!!)を、全部読書で過ごしちゃってるって、

完全なる活字中毒患者ですね。私。


まあ、子どもと夏物のショッピング行ったりもして、

のん気に過ごせました。

(とはいえ、決して仕事が一段落してのんびりしていたわけではなく、

連休前に来るはずだった仕事が来なかっただけ。

で、今週から死にそうになってるだけ…

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2012年11月25日 (日)

ぽにょっ会関係者の皆さま

ぽにょっ会関係者の皆さま

こんにちは

これまで「楽器たちの図書館」翻訳回覧のために

MLを作ってみなさんと交流してきましたが、

このたび翻訳も終わりましたので、ML自体を解除いたします。

長い間、お世話になりました。

解除は、管理者である私の作業だけで終了です。

解除すると、「グループから外しました」というお知らせがいくようです。

韓国語翻訳は、お知らせしていますとおり、

また別の本でやっていくつもりです。

それについては、以降はこのブログ等で改めてお知らせしますので、

興味のある方は、ぜひご参加ください。


*上記のことはMLで流しましたが、
解除登録したあとで配信されるのかどうかわかりませんので、
ここにも記しておきます。


これからもよろしくお願いいたします

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2012年8月11日 (土)

『엇박자D』p256,最初~p259,3行目

ついに、最後の作品になりました!
皆さん、お疲れ様でした。ありがとうございました。
なんだかんだで、結局2年近くかかっちゃいましたね…。
それでも皆で翻訳完走ができて、とても嬉しいです

今回の作品は、まずタイトルをどう訳すかが難しかったですね。
私がエントリー集計?&分担担当だったので、私なりに考えた「調子っぱずれのD」というタイトルをMLで流しましたが(MLはハングルが使えないので…)、そのままカタカナ読みにしておいた方がよかったのかも…と後で思いました。皆さんの自由な訳を邪魔しちゃったかも…と思ったから。

その後、ネットで検索してみたら、翻訳本に関するところに「拍子っぱずれのD」と出てきました。翻訳者の方がいろいろ考えてそう訳されたと思いますが、「拍子っぱずれ」という日本語はあまりしっくりきませんでした。別に訳すとしたら、「リズム音痴」かなあ。でもなんとなく、音を外す、リズムを外す…という音楽に限定したことだけじゃなくて、彼の行動って、どこをとっても周囲の皆の調子を狂わせる感じがしたんですよね。奥田英朗の「空中ブランコ」の主人公である精神科医の伊良部一郎っぽい感じ!! 実際にはDは伊良部みたく巨漢なわけじゃないんですが、周囲に染まらない、もっと言えば周囲を自分色に染めていく感じが似ていて、キャラクターがタブっちゃってました(最近読んだもので…)

以下、訳しながらうまく訳せなかったところです。
ご意見、よろしくお願いします~!

p256,7行目 엇박자D의 노래는 들어줄 만했다.
「(調子っぱずれのDの歌は)聞いてあげるに値した」だから、「とりあえず問題なく聞けた」としました。

p256,11行目 엇박자D의 목소리만 들리면 아이들은 갈피를 잡지 못했고,
「갈피를 잡지 못하다」は「要領を得ない」ですが、直訳だと?なので「Dの声が聞こえると子どもたちは不安定になり」としました。

p257,7行目 곧 쓰러질 것 같은 위태로움이 감지되고,…
「すぐ倒れるような危うさが感じられ、いつもハラハラするような感じがした。」としましたが、ハラハラする感じはわかるのですが、倒れるような危うさ…がちょっと?でした。

p257,16行目 불편함이었다
「不便さだった」を「困ったなということだった」としてみました。

p258,10行目 전화를 다 주고?
「みんなに電話してるのか?」としましたが、「다」は何ですかね?

以上です。
テラさんが「打ち上げをソウルで!!」とブログに書かれていましたが、それ、イイっすね~
っていうか、そういう理由がないと、今の私は海外行けません。私が最後にソウル行ったの、もう7年前です。やっぱり仕事とか家族とか、いろいろしがらみありますから。もし、「ソウルで打ち上げ!」がホントになるなら、絶対行きたい!! 実現させましょう


*皆様*
現在、私のパソコンから、ココログブログのコメントができません。自分のブログのコメントもできません;;
なぜかわかりませんが、ひと月くらい前からそうなってたみたい。
これまで数回、日時を変えてチャレンジしたけど、いずれもコメントしようとメイン画面から「コメント」を押すと、
アクセスした状態のまま動きません。
なので、ココログブログの皆さんへのコメントが遅くなると思います。ごめんなさい

★8月12日、上記の状態から復旧しました!
ブラウザの初期化…というのをやったら直りました

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2012年5月27日 (日)

『무방향 버스(無方向バス)』 p222,12行目~p226,3行目

アップが遅くなりすみません。

今回は、感想を書きます~

 この作品は、「母親が失踪する」ということで、やはり「母をお願い」を思い出しました。でも、なんで家族の中で消えるのが「母」なのでしょうか。そもそも家族の中で、一番消えそうにない、一番日常生活から脱落しそうにないのが「母親」の存在ですよね。父親って、いなくなってもなんとなく何かしらの理由があるような気がするんですけど、母親が消えるって、やっぱり只事じゃない気がしますよね。残された場所に相当の欠落感が生じる気がします。


 「僕」は、なぜか「大きな帳面」(큰책…最初「大きい本」と訳していたのですが、書き込みをしたり、破いてメモ替わりにしたりしていたわけなので、「本」だとおかしいと思い、「大きな帳面」にしました)の紛失(?)と母の失踪が関わっている気がして仕方がなく、その2つが関連しているとしたらとんでもないことになると予感しています。たぶん母は二度と帰ってこない気がしたのでしょう。

 「僕」にとっての「母」=「大きな帳面」として考えると、小説の冒頭からずっと、「大きな帳面」が母の存在と重なるような書き方がされている気がしました。彼が中学のときにこの帳面をもらって以降、最初は「大きな帳面」にベッタリだったのに、徐々に心が離れていくところとか、離れていきながらも時に思い出しては帳面を取り出したり、下宿の大きさと帳面の大きさを比べて、心理的にいかに帳面が大きなものとして自分の中に存在するか考えたりするところが、「僕」の中の「母親」の存在そのもののように思えました。

*この小説のサブタイトル「리믹스,고아떤 뺑덕어멈」って何だろう?と思い、検索したのですが、金昭晉(김소진 キム・ソジン)という小説家(1997年没)に「고아떤 뺑덕어멈」という小説があるんですね。キム・ソジンは1963年生まれということなので、夭逝した小説家のようです。「리믹스(リミックス)」って音楽用語では「編曲」的な感じだと思いますが、小説で言うとリメイクなのかな? この本はすべて音楽に関連づけられているから、「リミックス」となっているんでしょう。(このあたりのことは、本の巻末の解説にいろいろと書かれているみたいです。あとで読んでみます) キム・ソジンさんへのオマージュとして書かれたものなのかもしれません。

http://www.yes24.com/24/goods/56267

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2012年2月27日 (月)

『나와B』P.195 9行目〜P.199 13行目

最近、このブログ自体を放置していて、
立ち寄ってくださる方にたいへん申し訳なく思っています

「僕とB」について、ようやく書ける時間ができました。
遅くなって、申し訳ありません。よろしくお願いします

196ページ1行目
「잘 있던 지구가…」の「잘 있던」が、意味はわかるんだけど、
なんて訳したらいいのか悩みました。

196ページ11行目
「두려움이 없으면 열등감도 없어」は、この文の意味はわかるんですが、
この言葉を僕がBになぜわざわざ言ったのかが不明でした。
意味を取り違えてるからかな?

196ページ下から2行目
「심장이 미쳐서 지가…」の「지가」って何ですか?

198ページ1行目
「확인하자 비참했다」の「자」は「〜するやいなや、〜と同時に」ですよね?
訳がうまく見つかりませんでした。

*閉店となった後にCDの整理をしているとき、それぞれに思い入れのあるCDを手放せない(他店に譲れない)っていう気持ちが、わかる気がしました。私だったら、本がそうだもんね

*時間がなくて、みなさんのところにコメントしにいけません! ごめんなさい!!

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2011年12月 2日 (金)

『유리방패(ガラスの盾)』p151-3行目〜p155-13行目

ようやく訳をアップできました
今回は、前回より難しかった気がします。

以下、訳に悩んだところです。( )内は私の訳です。
私はこう訳したよ!とか教えてください。

151-3

웃음이 가득했다(~満面の笑顔で~)

この部分の訳がうまくできず、日本語の語順を変えました。

151-6

사람들 표정이 희한하게 바뀐다니까(人の顔が面白いからさ)

희한하다は「非常に珍しいこと」なので、「珍しく変化する」ってことですよね。訳しづらかったです。

152-8

컬러풀한 푹탄 도화선(着色した導火線)

컬러풀하다が「?」だったんですが、컬러が「カラー」、풀하다が「糊づけする」なので、「着色する」と訳しました。

153-17

일상에 찌들어 있는 평범한 사람들(生活に疲れた平凡な人間)

찌들다は「垢じみる、やつれる」なので、「生活に疲れた」としました。

154-1

조각나 있는 현대인(孤立した現代人)

조각이 나다が「分断される、切れ切れになる」なので、「バラバラになっている」ということで「孤立」をイメージしました。訳すのが難しかった。

154-7

역무원의 태도는 많이 수그러 들었다(車掌の態度は一気に失速した)

수그리다は「下げる、勢いをおさえる」なので、おそらくそれまでは結構強気に「何やってるだ?」と高圧的な感じだったのが、おとなしくなった様子だと思って、「車掌はとてもおとなしくなった」としようかな?と思った箇所です。

155-4

아쉬워서 어떡하냐?(残念だろ?)

「もったいなくてどうしようか?」…最後まで迷った訳しづらかった箇所です。


そして、「どや訳」…自分で言いだしておきながら、イマイチなんですが、

151-8

사람들이 하도 쳐다보는 통에(みんながガン見するから)

普通の文章だったら「ガン見」はどうか?と思うんですが、若い人のセリフなのでOKかな?と思って。

155-7

아무 생각 없이 한 말이었지만(口からでまかせで言ったことだったが)

普通は「何も考えず」だと思ったんですが、車掌をまんまとうまく騙せた(煙に巻いた)感じを出したいと思って、こうしました。

以上~! よろしくお願いします。

*この忙しいときに、冷蔵庫が壊れた~
寒いことをありがたく思ったのって、過去にあったかな?
なんとか冷蔵庫を注文したら、日曜日になるらしく、
今日、明日は天然冷蔵庫で乗り切るぞ!
(>でも明日はあったかそうなんだよね)

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2011年10月12日 (水)

第5回エントリー結果です

今回のたくさんのエントリーありがとうございます
残念ながら今回参加できなかった方、次回またよろしくです。

・翻訳班
たまさん、テラさん、torakoさん、ふにゃさん、ゆうさん、ひがなおさん、おけいはんさん。nikka (8名)

・コメント班
ハーちゃんさん、ippoyoさん、あんりさん、はっちさん(4名)

ということで、やっていきましょう!
週末頃、翻訳担当を発表します。

では! 今日も一日元気にがんばりましょう~。

*この連休3日間、風邪で寝込みました。
やっぱり無理はいけませんね。
皆さんも気をつけてくださいね。

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2011年10月 5日 (水)

「ぽにょっ会」第5回エントリー開始です

★この記事、1週間ほどトップに置いておきます

 김중혁さんの小説『악기들의 도서관』(『楽器たちの図書館』)を、みんなで翻訳しよう!という「ぽにょっ会」をやっています。(これまでの活動については、左のカテゴリ「ぽにょっ会」でご覧下さい。テラさんのブログもどうぞ

 第5話は「유리방패(ガラスの盾)」です。今回も翻訳を分担し、メーリングリストで発表した後、各自のブログで意見交換します

●エントリー期間:10月11日(火)まで→10月15日(金)頃、分担を発表→11月20日(日)頃、翻訳発表、を考えています

<翻訳メンバー>…メンバーが決まったら翻訳を分担します。
期日までに翻訳をして、その原稿をメーリングリスト(メンバー間のML)に流します。

<コメントメンバー>…翻訳はしませんが、翻訳担当者がブログで記事をアップしたときに、
それにコメントを残します。担当者への質問や自分の翻訳についてなど、コメントしてください。

●エントリー方法:この記事のコメント欄にて、「翻訳やるよ!」「コメントやるよ!」と、申請してください。
(ML登録者はMLでもOKです)

*「参加してみたい!」という方、メンバー随時募集中ですので、この記事にコメント残してください!

今回もたくさんのエントリーを、よろしくお願いいたします~。

注意)ML登録メンバーの整理をしたいと思っています。参加表明以後、一度もコメントなしの方は登録を止めます。メンバーが多数となっていますし、参加の意思がない方にメールを送り続けるのも、かえってご迷惑かと思いました。ご了承くださいませ~

※現在のエントリー(逐次、更新していきます)/10月6日現在

(翻訳)たまさん、テラさん、torakoさん、ふにゃさん、ゆうさん、ひがなおさん、おけいはんさん。nikka (8名)

(コメント)ハーちゃんさん、ippoyoさん、あんりさん、はっちさん(4名)

↑間違ってたら、ソッコーお知らせください

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2011年10月 2日 (日)

祝!「ぽにょっ会」1周年

今回の翻訳が出そろったので、
そろそろ次の募集を…と思いつつ、
ぱらぱら本を眺めていて、思い出しました…。

「翻訳を皆さんでやりませんか?」と
このブログで声をかけさせていただいたのが、ちょうど1年前の10月なんです。
あれから、はや1年が経つんですよ~

当初はなんとなく、1年で1冊翻訳し終わればいいなあと思っていましたが、
皆さんもいろいろお忙しい中参加してくださっていて、
できれば皆さんで足並みを揃えていきたいと思ってきたので、
結果的には半分弱くらいしか進んでおりません。

が、それでも半分は翻訳できたんだ!という喜びで一杯です

しかも、3月に地震があって、
皆さんそれぞれにご苦労されたと思いますが、
そういう中でも、声を掛け合って、翻訳を進められたのはとてもよかったと思っています。

…ということで。
今後ともよろしくお願い申し上げます。


*次の募集、かけますから! よろしくです


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